0880-22-3488

営業時間 10:00〜17:00

「生臭くない卵」とは何か。卵の臭みの正体を、卵屋が解説します。

「生臭くない卵」とは何か。卵の臭みの正体を、卵屋が解説します。

投稿日: 2026年05月06日

 

「生卵が、ちょっと苦手で」

そう話す方に、何度も会ってきました。

聞いてみると、理由はだいたい同じです。

「生臭いのが、無理で」

たしかに、生卵の独特の匂い。あの匂いが苦手で、卵かけご飯やすき焼きを敬遠している方は、少なくありません。

でも、ちょっと待ってください。

その「生臭さ」、卵そのものの匂いだと思っていませんか?

実は、違うんです。

20年間、卵を作り続けてきた卵屋として、今日はその話をさせてください。

 


そもそも、卵は「生臭くない」ものです

 

意外に思われるかもしれませんが、本来、卵には生臭さはありません。

新鮮な卵を、健康な鶏が産んだとき、その卵はほぼ無臭か、ごくわずかな優しい香りしかしないんです。

スーパーでよく売られている卵に感じる、あの独特の匂い。あれは、卵そのものの匂いではなく、鶏が食べてきたエサの影響で生まれているものなんです。

つまり、卵の匂いの正体は、「鶏が、何を食べて育ったか」なんです。


動物性のエサが、卵の匂いに影響します

 

鶏のエサには、大きく分けて2種類あります。

動物性のエサ:魚粉や、肉骨粉など、動物由来の原料を含むもの

植物性のエサ:穀物・豆類・茶葉・海藻など、植物由来の原料だけで作るもの

卵の匂いに影響を与えるのは、動物性のエサです。

特に魚粉は、安価で栄養価が高く、たくさんの鶏のエサに使われています。鶏の成長にも、卵を産む量にも、効率がいい。だから、多くの養鶏場で当たり前のように使われてきました。

ただ、魚粉を食べた鶏が産む卵には、独特の匂いが残りやすい。

これが、「生臭い卵」の正体です。



私たちは、植物性のエサだけを選びました

コロンブスの茶卵を育てるエサには、動物性原料を一切使っていません。

すべて、植物性です。

主役は、高知県産の茶葉。海藻、有効微生物、遺伝子組み換えではないトウモロコシ。これらを独自にブレンドした、専用のエサで鶏を育てています。

なぜ、ここまでこだわったのか。

きっかけは、約20年前。あるお客さまから「卵にこだわって、子どもにも安心して食べさせられる卵を作ってほしい」という声をいただいたことでした。

その声に応えるには、エサから見直すしかなかった。

動物性原料を一切使わない。安易な道は、選ばない。

20年かけて、辿り着いたのが、今のコロンブスの茶卵です。

 


「生臭くない」だけじゃない、もう一つの違い

 

植物性のエサで育てると、卵にもう一つの変化が生まれます。

鶏が、元気になります。

特に、私たちが使っている茶葉。茶葉に含まれる成分が、鶏の腸内環境を整えてくれるんです。

腸が整うと、鶏は健康になります。健康な鶏は、ストレスを抱えず、のびのびと過ごす。そして、健康な鶏からは、美味しい卵が生まれます。

エサの匂いが残らない。健康な鶏から、健康な卵が生まれる。

この二つが揃ったとき、はじめて「生臭くない卵」ができあがります。

 


さらに、四万十川の地下水で

卵の質を決めるのは、エサだけではありません。

実は、卵の90%近くは水分です。

つまり、鶏が飲む水の質が、そのまま卵の質を決めるということ。

私たちは、四万十川の地下水を汲み上げて、磁気化水装置を通したまろやかな水を、鶏たちに飲ませています。

四万十川といえば、最後の清流。

その地下水で育った鶏が産む卵は、エサの工夫だけでは到達できない、もう一段上の透明感を持っています。



一度、割って嗅いでみてください

説明するより、体験してもらう方が早いです。

コロンブスの茶卵を、ぜひ一度、割って嗅いでみてください。

ボウルに落とした瞬間、卵白の透明感に驚くはずです。にごりがなく、まるで澄んだ水のよう。

そして、香り。

普段の卵と並べてみると、違いがはっきりわかります。

ツンとくる匂いがない。動物的な匂いもない。代わりに、ほんのりと優しい、卵そのものの香りだけがあります。

これが、植物性のエサで育てた卵の、本来の姿です。


卵が苦手だった人に、もう一度

「生卵が苦手」と話していた方が、コロンブスの茶卵を食べて、驚かれることがあります。

「これなら、食べられる」

「卵かけご飯、久しぶりに美味しいと思った」

そういう声を、何度もいただいてきました。

卵が苦手だったのは、卵嫌いだったからではなく、生臭い卵に出会い続けてきただけだった。本物の卵に出会えていなかっただけだった。

そう気づく瞬間が、私たちにとっても、一番嬉しい瞬間です。

もし、あなたや、あなたの大切な人が、卵を敬遠しているなら。

一度だけ、コロンブスの茶卵を試してみてほしいんです。

きっと、卵への印象が、変わります。


「いつも食卓が、笑顔でありますように」

私たちが20年間、変わらず大切にしてきた言葉です。

卵が苦手で、家族と一緒に食べられなかった。そんな小さな寂しさが、家庭の中にあるかもしれません。

その寂しさを、本物の卵で、解いていきたい。

私たちの仕事は、ただ卵を売ることじゃありません。誰かの食卓を、笑顔にすることです。

そのために、20年かけて、こだわり続けてきました。


コロンブスの茶卵を、ご家庭で試してみる。

[ 商品ページを見る → ]


※コロンブスの茶卵は、お客さまからのご要望をきっかけに開発された卵ですが、卵アレルギーの方の症状改善や予防を目的とした商品ではありません。卵アレルギーをお持ちの方は、必ず医師にご相談のうえお召し上がりください。


関連記事 → コロンブスの茶卵の物語を読む → 茶卵で作る、最高の卵かけご飯。3つのコツ → 卵屋が、なぜスイーツを作るのか